大学生活は「ぼっち」だと損する?
目次
大学生が高校までに比べてぼっちになりやすい3つの理由
大学生にとって、「ぼっち」になってしまうことが自分とは完全に無関係という人は少ないです。
特に、大学に入学してすぐの時期は「ぼっちにならないようにしないと」と考える人が多いはずです。
一方で、小学校や中学校、高校に入学する頃には同様に考えていたでしょうか?
多少は考えるかもしれませんが、大学生になって感じているほど深刻ではなかったはずです。
それは、大学自体がそもそもぼっちになりやすい環境でもあることが関係しています。
・ずっとクラスで一緒にいる訳ではない
・初対面の関係性を持つのが久しぶり
・良くも悪くも1人でもやっていける
上記をよく理解しておくことで落とし穴にはまらないようにすることができます。
<H3>ずっとクラスで一緒に行動する訳ではない
なぜ、高校までは自然と友達ができやすいかというと、クラス制度があることが大きく関係しています。
高校までのクラスでは、毎日同じ教室、席順で1日のほとんどの時間を一緒に過ごします。
そのため、接触頻度がかなり高くなります。
実際、接触頻度が高くなると好意や相手に対する印象が高まりやすいということが心理学的にもわかっています。
しかし、大学では一部の必修科目などで週に何回かコマが被ることはあっても自然と1日中一緒に過ごすということは中々ありません。
それだけに、大学では「単純接触効果」の恩恵を自然と受けることがないのです。
<H3>初対面の関係性を持つのが久しぶり
いくら大学が単純接触効果などの恩恵を受けられない場所であっても、初対面の人と仲良くなるコミュニケーション能力があれば友達作りは問題なくできます。
なぜなら、多くの場合は相手も「ぼっちになりたくない」「友達がほしい」と考えているからです。
それにも関わらず、ぼっち化してしまうのは、初対面の関係性を持つのが久しぶりで勝手が掴めていないというのも大きいでしょう。
多くの場合、中学校に上がる時は小学校からの友達がいるものです。
また、高校に上がる時も数人程度は同じ中学校出身の人がいるケースも多いです。
仮に、1人も知人がいない状態でスタートしていたとしても、毎日顔を合わせるのでいつの間にか「初対面」ではなくなっています。
大学では、毎日顔を合わせる人は少なく、また、絶対に関わりを持つ必要性もないので刹那的な出会いになりがちです。
だから、真の意味で初対面のコミュニケーションをしないといけない環境になっているのです。
友達などとは適切なコミュニケーションが取れるのに、初対面になると上手くいかない人は「<H1>初対面で仲良くなるコツはマイナス印象から入らないこと|7つのNG要素に注意」という記事を参考にしてみてください。
心理学的な根拠に基づいて初対面から上手く友達作りをする方法について書いてあります。
<H3>良くも悪くも1人でもやっていける
大学は、良くも悪くも1人でやっていける環境です。
それが、勇気を出して友達を作ることで現状を変えるよりも、「今のままでいいや」と妥協できてしまう原因にもなっているのです。
もちろん、高校まででも友達がいなくても生活自体はできます。
しかし、友達ができない状態が続くと、逃げ場のないクラス内で「あいつはぼっちだ」と認識されてしまうので精神的にかなり辛いです。
しかし、大学であれば誰かが1人で授業を受けていても気になりません。
そんな人はぼっちでなくてもたくさんいるからです。
また、自分がしっかりと授業さえ受けていれば単位を落とすこともないので、実害もありません。
ただ、大学に友達がいないというだけです。
<H2>大学でぼっちだと困ることとは?6つ解説
先述の通り、大学生活は良くも悪くも1人でやっていけます。
しかし、困ることが何もないという訳ではありません。
<H3>大学のテストや授業について1人で完璧に情報を集めて対応する必要がある
当然、ぼっちの場合は1人でテスト対策の情報集めやプリント整理を行なう必要があります。
毎回の授業をしっかりと受け続けることができれば問題ありませんが、風邪を引いて欠席してしまうこともあるでしょう。
友達がいれば、欠席してしまった授業のプリントをコピーさせてもらうことも可能です。
<H3>就活も1人で情報収集•改善をする必要がある
就職活動は1人だけで進めるのがかなり大変な活動になります。
「就活は情報戦」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
なぜこのように言われるのかと言うと、うまくいっている就活生は互いに情報を交換し合いながら効率的に就活を進めているからです。
どの企業の選考がいつ始まるか、ESはどの程度まで凝れば通りやすいか、どこでWebテストを試しに受けられるかなどといった情報を共有し合っています。
また、志望動機やガクチカなどを自分1人で客観的に評価して修正するのは非常に難しいです。
自分としては、良いと思って仕上げているのにも関わらず、わかりにくくなっていたり、魅力が伝わらなくなっていて選考に落選する訳です。
就活の情報に触れていて、かつ、客観的な意見をくれる人がいないというのはかなり不利です。
現時点で大学3年生か4年生で、ぼっちのまま就活を戦う必要があるという人は大学外でも良いので、就活仲間を見つけましょう。
おすすめなのはirodasSALONという就活コミュニティを利用することです。
一緒に就活の情報共有やフィードバックができる仲間を見つけることができます。
さらに、レンキンを経由することで1,400円を現金としてもらうことができます。
<H3>空きコマやお昼の時間が常に1人になってしまう
空きコマの時間やお昼休みの時間も1人になってしまいます。
こうした時間は、大抵、空き教室やホールなどで過ごすことが多いですが、他の人が楽しそうにしているのを見て何とも言えない気持ちになるかもしれません。
4年間もそうして過ごすのはさすがに寂しいと感じる人は少なくないかもしれませんが、これは必ずしも悪いことばかりではありません。
休みの時間を利用して1人で黙々と取り組める活動を何か行なっている人にとっては、集中的に作業ができる良い時間にすることも可能です。
<H3>将来的にも人脈が少ない人になってしまう
大学で、望んでいないにも関わらず「ぼっち」になってしまうということは、そのまま進むと将来的に人脈の少ない人になってしまう可能性が高いです。
先述の通り、初対面でのコミュニケーション能力や積極性が苦手分野になってしまっている可能性が高いからです。
根本的な問題としては、大学での友人だけでなくこれから先も人脈を形成していけない可能性があります。
将来的に仕事で活躍する上で重要になるのは、「リソース」を引っ張ってきて有効に分配し、結果を出すことです。
ここで言う「リソース」というのは、「人」と「資金」のことを指しています。
「人」と「資金」を元手に、「時間」や「情報」といったリソースを生み出すこともできるため、非常に重要です。
これらがないと事業というものは前に進みません。
ただ目の前の与えられた作業をできる人はたくさんいますが、結果を出すための仕事をできる人は少ないのです。
人脈が少ないということは、それだけ結果を出す上でも不利になります。
ぼっちになることを望んでいないのであれば、改善できるように努力することは重要です。
<H3>大学時代の写真が残らない
基本的に学生生活の写真を撮るとき、誰かと一緒に写真を撮ることが多いでしょう。
そのため、ぼっちで過ごすということは写真を撮る機会がほとんどないということでもあります。
大学生の間は写真がなくてもそこまで何とも思いませんが、後で大学時代を振り返りたくてもその素材がないと困るものです。
<H3>卒業式に行きたくなくなる
卒業式は、基本的にみんなで仲の良い人と集まって写真を撮り合ったりはしゃいだりしている人が多いです。
そんな中、自分だけ1人で淡々と卒業式に出席し、帰ってくるのです。
周りが楽し気であるだけに、一層虚しく感じてしまうものです。
それなら卒業式に行かなければよかったと思ってしまうかもしれません。
<H2>大学でぼっちになってしまう人の特徴7つ
大学は、何もしなくても勝手に友達ができる環境ではありません。
しかし、友達を作るのが特別難しいかというと、そうでもありません。
ぼっちになってしまう人には明確な特徴があります。
以下の7つの特徴にあてはまっていないかチェックしてください。
・怖い雰囲気や暗い雰囲気が出ている
・見た目に清潔感が感じられない
・自分から人に話しかけない
・プライドが高くて素直になれない
・自分ばかりが貰おうとする「テイカー」
・常に恋人と一緒にいる
・常に発言がネガティブ
<H3>怖い雰囲気や暗い雰囲気が出ている
よく、大学でぼっちにならないためにはどうすれば良いかという話の中で「自分から話しかけましょう」というのを聞きませんか?
多くの人は「自分から話しかけないといけない」と思っているのに、なぜ自分にだけは話しかけてくる人がいないのか疑問ではないでしょうか。
それは、話しかけにくい雰囲気が出ていることが原因の可能性が高いです。
自分から誰かに話しかけられなくても、授業などで話しかけてさえくれればどうにか友達になれるものです。
しかし、大学生活の中で一度も話しかけられないということは珍しいです。
話しかけられやすい雰囲気に変えるためには以下を意識しましょう。
・普段から1人でも柔らかい表情を心がける
・背筋を伸ばして姿勢を良くする
・頭の中で思い浮かぶ言葉をポジティブなものに変える
<H3>見た目に清潔感が感じられない
見た目に清潔感がない人も話しかけてもらいにくいです。
実際、「メラビアンの法則」と呼ばれる心理学的な効果があり、人間の脳は見た目(視覚から入る情報)で他人について6割近い印象を決めています。
清潔感がないというとマイルドな表現ですが、言い換えると他人は「ちょっと不潔かも」「なんか汚い感じだな」と思っているということです。
しかし、清潔感は普段の表情や姿勢などと比較して簡単に変えやすいです。
以下は最低限の清潔感を出す上で必要な項目ですが、これだけでも大分変わります。
心当たりのある点があれば改善してみてください。
・髪型と髪の質感をきれいに整える
・髪のフケや脂感が出ないようにケアする
・ひげや産毛を綺麗に剃る/整える
・爪を短くし、爪周りのささくれも綺麗にする
・爪の間に汚れがたまらないようにする
・歯の黄ばみを綺麗にする
・体臭や口臭のケアをする
・生乾き臭のしない服を着る
・シワが目立たない服を着る
・汚れの目立たない綺麗な靴をはく
・新品の靴下をはく
<H3>自分から人に話しかけない
自分から人に話しかけない人は友達ができにくいです。
とはいえガンガン自分から色んな人に声をかけまくっている人みたいに行動するのはかなりハードルが高いです。
そこでおすすめなのが、ごく自然なタイミングであらかじめ内容を決めて話しかけることです。
詳しくは「<H2>ぼっちにならないための秘訣」にて解説しているので参考にしてみてください。
もし、自分から人に話しかけることができていないという人は、自分から話しかけるようにすることで簡単に友達ができる可能性は十分あります。
<H3>プライドが高くて素直になれない
望んでいないにも関わらず「ぼっち」になってしまうのには、正直内面的な問題も大きく影響しています。
特に、プライドが高い人ほどぼっちになりやすい傾向があります。
なぜなら、友人関係とは基本的に同じ目線の関係ですが、プライドが高い人は自分が上の目線に立とうとしてしまうからです。
あるいは、自分から勇気を出して話しかけて失敗するのが認められないから行動を起こせないという心情もあるかもしれません。
しかし、自分が本当はぼっちでいるのが嫌なのであれば、このようなプライドを捨てた方が良いでしょう。
<H3>自分ばかりが貰おうとする「テイカー」
大学でぼっちになりやすい人の特徴として、自分ばかりが相手から得をしようとする「テイカー」に注意しましょう。
基本的に、大学における友人関係は最初は利害的な視点から生まれることも多いです。
<H3>常に恋人と一緒にいる
実は、恋人がいて常に一緒にいるという人も大学内ではぼっちになりやすいです。
常に恋人と一緒にいる人がぼっちになりやすいのにはいくつか理由があります。
一つ目は、常に恋人といるので、他の人からすると話しかけにくいという理由です。
さすがに恋人といる人のところに割って入って話しかけられる人は中々いないでしょう。
二つ目は、本人が友達の必要性を感じにくいという理由です。
実際、恋人がいれば友達がいなくても孤独感などは特に感じにくいです。
ただし、先ほど解説したような、大学内でぼっちであることのデメリットが消滅する訳ではありません。
<H3>常に発言がネガティブ
常に発言がネガティブになってしまいやすい人も大学でぼっちになりやすいです。
ネガティブな発言というのは、自己否定的な発言だけに限らず愚痴なども含みます。
常に愚痴が多い人の周りからは、最初は仲良くしていた人も段々と離れていってしまいます。
また、他者の発言に対する返答に「いや」「でも」を付けやすい人も、相手が不快になっている可能性があるので注意した方がよいです。
最初はコミュニケーションが取れるにも関わらず、中々友達の関係性にまで進めないという人は、自分の発言にネガティブが多い傾向にないか振り返ってみてください。
<H2>ぼっちにならないための秘訣
大学生活でぼっちにならないためには、ちょっとした行動を変えるだけで大きな効果を見込めます。
基本的な原則は「自分から」と「接触頻度」の2つです。
この項目では上記の2つの原則を、より具体的にした以下のポイントについて解説します。
・必修科目などの授業で早い段階で話しかける
・自分から自然に人に話しかける
・自分から相手をランチに誘う
・自分から先に相手にメリットを提示する
・サークルか部活に所属する
・大学の近くでアルバイトを始めてみる
・自然な明るい表情と声を意識する
<H3>必修科目などの授業で早い段階で話しかける
この項目のポイントの秘訣は2点あります。
それは「必修科目」で話しかけることと、「早い段階」で話しかけることです。
それぞれ解説していきます。
なぜ必修授業でこれを行なうべきかと言うと、高確率で学部などが同じなので一緒に受けられる授業が他にもあり、今後も授業が被る可能性が高いからです。
つまり、関係性に継続性があるのでその後の大学生活に渡っても友達でいられる可能性が高まります。
また、早い段階であるべき理由としては、友人関係が固まってくると、相手にとっても新たに友達を作ろうとする動機が弱まってしまうからです。
<H3>自分から自然に人に話しかける
では、必修科目などの授業で話しかけるにはどうしたら良いでしょうか?
ガンガン自分から色んな人に声をかけまくっている人みたいに行動するのはかなりハードルが高いです。
そこでおすすめなのが、ごく自然なタイミングで話しかけることです。
自然に声をかけられるタイミングと話しかけ方として、例えば以下のようなものがあります。
・既に1人で座っている人の近くの席についたとき「ここ座っても大丈夫ですか?」と話しかける
・最初のプリント配布のタイミングで「どうぞ」とやり取りした後に「何年生ですか」
・授業終わりなどに「いつも1人で受けているんですか?」と話しかける
ぜひ試してみてください。
<H3>自分から相手をランチに誘う
ただ、話したことのある人から友達という関係へと発展させるためには、自分から相手をランチに誘ってみると良いです。
特におすすめのタイミングは2限(お昼休み前の授業)の後に誘うことです。
誘い方としては、「3限ってどこの校舎ですか?」と聞いて、校舎の近くで「お昼空いてたら一緒にご飯食べませんか?」と提案することがおすすめです。
一緒に昼食を食べることで、友達として距離が近くなるでしょう。
また、断られるのが嫌だと思うのであれば、「普段、お昼ってどう過ごしてますか?」とやんわりと聞いてみるのが良いでしょう。
基本的に、いつも他の人と一緒にランチを食べるルーティンになっていない限りは一緒にランチくらいはできるはずです。
<H3>自分から先に相手にメリットを先に提示する
これは、授業などが同じである程度話せるけれど友達という訳ではないという人とさらに仲良くなるのに役立つ考え方です。
正直、人間関係とはメリットがあるかどうかが先行しやすいです。
メリットといっても、友情のないビジネスライクな利害関係という訳ではありません。
例えば、プリントや席を先に確保しておいてあげたりするなどのライトなもので良いでしょう。
そうすることで「返報性の原理」と呼ばれる、相手にしてもらった良いことに報いようとする心理がはたらくようになります。
お互いに相手にとって嬉しいことをしたり気遣いをかけるようになることで、友情は自然と芽生えていきます。
まずは、自分から相手にとってメリットになることをするようにしましょう。
<H3>サークルか部活に所属する
先ほど、大学では高校生の頃までと違って接触頻度が保たれるような環境があまりないと説明しました。
しかし、高校のクラスほどではなくても一定の接触頻度が保たれるのが、サークル活動や部活動です。
また、サークルなどでは部室が与えられているケースも多いです。
お昼休みや空きコマなどの時間に、部室にサークルのメンバーが集まっているということもよくあります。
そのため、所属さえしていれば1人にはなりにくいので、授業などで友達を作るのが難しいのであれば、サークルに所属するのも良いでしょう。
<H3>大学の近くでアルバイトを始めてみる
アルバイトを大学の近くで行なうというのもおすすめの方法の一つです。
なぜなら、大学の近くであれば同じ大学の人が偶然同じアルバイト先にいるというケースも少なくないからです。
アルバイトをきっかけに大学でも仲良くできる友達ができるケースは実際にあります。
また、もし同じアルバイト先で同じ大学の友達ができなかったとしても、もちろんアルバイト先の人とは仲良くなることができます。
大学の近くで仲の良い人ができれば、大学の空きコマの時間に大学外で一緒に時間を過ごせるかもしれません。
<H3>自然な明るい表情と声を意識する
最後に、明るい表情と声を意識することが重要だということを解説します。
上記で取り上げた秘訣を行なったとしても、あなたの雰囲気が暗くてどんよりとしていたら「友達になりたくない」と思われてしまいます。
そのような状況では、何を努力しても得られるものはないでしょう。
メラビアンの法則によると、人は9割以上の情報を視覚と聴覚による情報で判断しています。
そのため、「お昼空いてたら一緒にご飯食べませんか?」と提案したところで暗い雰囲気が出ていたら前向きに思っているように伝わらないでしょう。
無理にテンションを作って営業スマイルをするのは、むしろ不自然なのでおすすめしません。
しかし、あくまで自然体な状態で明るい感情で接するように意識しましょう。
<H2>「本当は友達がほしい」と思っていないのなら全く問題ない
ここまで、大学でぼっちになることをどのように回避するかについて解説してきました。
しかし、必ずしもぼっちが悪いという訳ではありません。
もし、あなたが本心では大学で友達を作って「誰かと一緒に過ごす学生生活」を充実させたいと思っているのであれば、友達を作る努力をすべきです。
後から、「大学生活ずっとぼっちで寂しかったな……」と後悔することになります。
一方で、本心から友達がほしい訳ではないと感じているのであれば、無理に友達を作る必要はありません。
むしろ、1人でいることで得られるメリットを最大限に活かした方が建設的で、充実度も高まります。
この項目では、以下の3つの1人でいることで得られるメリットについて解説しています。
・最多のストレス要因、人間関係のストレスから解放される
・お金がかからないので時間を有効に使える
・「普通の大学生活」とは違うことに時間を投資できる
<H3>2割は悩んでいるストレス要因、人間関係から解放される
ぼっちであることの最もわかりやすいメリットは、人間関係のトラブルに巻き込まれることがないことです。
実際、令和4年の厚生労働省の調査によると、国民の約2割は「家族以外との人間関係」にストレスを感じています。
スクショ
大学内で人間関係を持たないということは、少なくとも2割の人の悩みの種になっている人間関係から解放されるということでもあります。
大学内での人間関係を作ることを望んでいる訳でなければ、むしろ友達は作らない方が良いという見方もありなわけです。
<H3>お金がかからないので時間を有効に使える
人付き合いをするには、少なからずお金がかかります。
例えば、外食をしたり、放課後や休日に出かけたりするでしょう。
お金がかからなければ、その分だけ時間を有効に使うことができます。
なぜ、お金がかからないことが時間の有効活用に影響するのかというと、「お金がかかる=お金を稼ぐ必要がある=バイトに時間がかかる」からです。
ただお金を稼ぐためだけにバイトに入る時間を減らすことができれば、自分の取り組みたいことに対してより多くの時間を費やすことができます。
<H3>「普通の大学生活」とは違うことに時間を投資できる
ぼっちで過ごすということは、良くも悪くも「普通の大学生活」ではありません。
「普通の大学生活」というのは、友人や恋人を作って、サークル活動や部活動も頑張りながら思い出を作り、就活も頑張って納得できる内定を獲得し、卒論などを終わらせたら友達と卒業旅行に行き、社会人になっていく大学生活です。
<H4>「普通でない大学生活」とは?
一方で「普通でない大学生活」というのは、大学4年間という何かを成し遂げるには充分な猶予のあるこの期間で「普通の大学生ではあり得ない成果」を残す大学生活です。
大学生というブランドがあるうちに成果を残すことができれば、普通の社会人として就活することも、普通とは違ったキャリアを歩んでいくこともできます。
以下は「普通でない大学生活」の例です。
・学生起業に成功し、経営者になる
・SNS発信でインフルエンサーになる
・Webメディアをグロースさせ、時間とお金のある生活をする
・音楽などの芸能活動で生活できるようになる
上記のようなことを大学生で達成するのは、経験が豊富ではないだけに簡単なことではありません。
しかし、4年間も時間を何かに集中して投下することができれば、自分の適性にあっている分野であれば可能性は充分にあります。
<H4>大学4年間で1万時間の努力をすれば本当に実現可能!?
フロリダ州立大学のエリクソン博士による研究で、「1万時間の法則」と呼ばれるものがあります。
その内容は、ある分野でプロフェッショナルになった人たちが練習などに費やした時間を調査したところおおよそ1万時間に収束していたというものです。
1万時間の練習をすることについて具体的に説明します。
例えば、4年間で1万時間を満たすのであれば、平均1日7時間ほどの努力が必要です。
これは、大学生であれば工夫すれば可能なラインです。
4年間を時間に直すと35,040時間です。
そのうち、食事や睡眠など生活にかける時間を1日12時間とすると、17,520時間残ります。
大学や学部にもよりますが、授業にかかる時間は4年で約150~400時間ほどです。
課題にかかる時間なども多めにみて、残り17,000時間とすると平均して1日11時間半の活動ができます。
もちろん、授業のある期間は7時間は難しいので、長期休暇期間の時間の使い方を工夫する必要はあります。
しかし、分解して考えれば大学4年間で1万時間は本気であれば現実的です。
<H2>【まとめ】大学生活をぼっちで過ごすかどうか、自分で決めよう
本記事では、大学でぼっちになりやすい人の特徴や、ぼっちにならないための秘訣を解説した一方で、ぼっちでいることのメリットについても解説しました。
もし、あなたが本心ではぼっちになりたくないと感じているのであれば、以下の4点に注意してください。
・清潔感のある見た目作り
・話しかけやすい明るい雰囲気
・自分から動く
・接触頻度を上げる
詳細は本記事で解説していますが、これだけでかなり友達が出来やすくなるはずです。
一方で、本心から大学で友達をほしいと思っていない人は、4年間という時間を有効に活用することをおすすめします。
「1万時間の法則」と言われるように、何らかの分野で1万時間の努力をすることでプロフェッショナルになれる可能性が高いです。
共通して重要なのは、自分が4年間の大学生活をどのように過ごしたいかを考え、過ごし方を自分で決めるということです。
この記事を参考にして理想の大学生活を送ってください。
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