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投稿日 : 2024.02.14更新日 : 2024.02.20

初対面で仲良くなるコツはマイナス印象から入らないこと|7つのNG要素に注意

仲良くなるにはマイナス印象から入らない!心当たりがあれば注意したい7要素

初対面の人と仲良くなる上で重要なことは、「マイナス印象」から入らないことです。

マイナスというのは、「嫌なやつ」「悪い人」という極端なレベルのものではありません。

「なんか合わない」「臭いが気になる」などの少しのレベルのマイナスです。

以下に当てはまる人は要注意です。

・清潔感がない

・相手との会話の共通点が見付けられない

・相手に興味を持とうとしていない

・よくわからなくなって質問攻めしてしまう

・声も表情も淡々としている

・「いや」「でも」と否定から入りがち

・自分ばかりが話しすぎる

「初頭効果」という心理学の用語を聞いたことがあるでしょうか。

分かりやすく言うと、第一印象は簡単にはひっくり返せないということです。

これは、相手に対して最初に抱いた印象が、その後に得た情報以上に優先されることが原因です。

だからこそ、上記に当てはまった人は「マイナス」から入らないことを意識することが重要です。

<H3>清潔感がない人は無意識に避けられてしまう

清潔感のない人は、特に初対面の人からは無意識に避けられやすいので注意が必要です。

「コミュニケーションの話ではなく見た目の話?」と思ったかもしれません。

しかし、コミュニケーションは言葉だけで成立している訳ではありません。

特に、見た目から与える情報は第一印象を大きく左右します

<H4>見た目が55%!メラビアンの法則

これは、メラビアンの法則という心理学的な効果によって裏付けられています。

なんと、コミュニケーションにおける非言語的要素(見た目や話し方など)が占める割合は全体の93%にも上るということが分かっています。

さらに、55%は視覚情報(見た目や表情、ジェスチャー)によるものです。

なんと、言語的な情報はたったの7%しか伝わりません。

もちろん、生まれ持った顔立ちの美醜の問題も完全に関係ないとは言い切れません。

しかし、初対面の人と仲良くなる上で、見た目の要素においては清潔感が最も重要です。

清潔感さえあれば、見た目でプラスにならなくてもマイナスになることはありません

<H4>ちゃんと清潔感ある?3種21項目のエチケットチェックシート

清潔感に問題がないか以下のチェックシートで確認し、問題があれば改善するようにしましょう。

チェックシートは3つに分かれています。

・最低限チェックしておきたい11項目

・清潔感を出したいなら要チェック6項目

・逆にやりすぎてない?4項目

サラッと目を通して心当たりのある項目や、考えたことのなかった項目は改善するようにしてみてください。

最低限これだけはチェックしておきたい11項目

・髪はきれいに整えられているか(髪型、髪の質感)

・髪にフケの付着や脂感がないか
・ひげや産毛は綺麗に剃られている/整っているか

・爪の長さ、汚れは適切にケアされているか

・爪の周りはささくれになっていないか

・歯に黄ばみなどがないか

・体臭や口臭はきつくないか
・靴に目立った汚れがなく清潔か
・靴下やストッキングに目立つ汚れはなく清潔か

・服装は清潔でシワがないか
・服が生乾き臭くないか


本当はここまでチェックしてほしい……6項目

・服の色合いや季節感は適切か

・カバン等の持ち物は清潔か

・スマートフォンの画面が割れていないか

・物の入れすぎでポケットが膨れていないか
・眉毛の形と濃さが整えられているか
・眼鏡に目立つ汚れや傷はないか

逆にやりすぎな人は注意!4項目
・腕時計やアクセサリーがゴツ過ぎ•派手過ぎないか

・露出範囲が広すぎないか

・メイクが浮いていないか
・過度に強い香水やフレグランスを利用していないか

<H3>相手との共通点を見つけられていない

会話において、相手との共通点を中々作ることができない人は、初対面の人と仲良くなれないまま終わってしまいがちです。

当然ですが、友人とは会ったらすぐに何らかの話題について会話をすることができるでしょう。

それができるのには、2つの理由があります。

・相手の好みや考えを理解している

・共通で盛り上がる話題を持っている

友人とは、しばらく会っていなくて共通の話題がなくても話せるのは、お互いのことを知っているからです。

一方、初対面であれば相手のことはこれから知っていく必要があるので、共通の話題が必須になります。

話題に共通点がないと、気まずい無言状態になってしまい居心地が悪くなってしまうので、中々初対面の人と仲良くなれません。

<H3>相手にそもそも興味を持とうとしていない

そもそも、相手に興味を持とうとしていない人は初対面の人とあまり仲良くなることができないでしょう。

これも、先ほど説明したメラビアンの法則が関係します。

先述の通り、コミュニケーションにおいて言語的な情報はたったの7%しか伝わりません。

もし、あなたが内心は相手に興味がないと思いながら接していた場合、無意識にそのような態度が相手に伝わってしまっている可能性が高いでしょう。

明確に「この人は私に興味がないのに会話しているな」と思わなくても、「なんとなく合わないな」「素っ気なくて話しにくいな」などと感じているかもしれません。

初対面だからといって、興味のないことを無理に聞く必要はありませんが、仲良い人を作りたいのであれば「将来的にこの人と仲良くなれたらどんな感じなんだろう?」と期待感を持ちながら会話することは重要です。

<H3>質問攻め状態になっている

相手に対して、「質問攻め」になっている人は要注意です。

質問攻めというのは、質問に対して相手が回答してくれてもその話題が膨らまないまま、別の話題の質問を次々にしている状態です。

例としては以下のような感じです。

A「(何か質問しないと…!)どんな食べ物が好きなんですか?」

B「んー、辛い食べ物が好きです」

A「(辛い物とかあんまり好きじゃないな…)そうなんですね。どんな音楽が好きなんですか?」

B「あ、えっとジャズが好きです」

A「(ジャズとかわからないな…)へー!どの辺りに住んでいるんですか?」

B「あ…。高円寺のあたりに住んでます…」

A「そうなんですね!休日はどう過ごすんですか?」

B「ええと…。友達と遊ぶか家でゆっくりしています」

何か会話をしないといけないと思いつつも、自分があまりわからない話題や興味がない話題が来てしまったときに次々と色々な質問をしてしまっていますね。

しかし、これをされているBさんの気持ちとしては「質問攻めばかりで尋問みたい」と感じてしまいます。

もちろん、辛いものが好きな人であれば「自分も好きなんですよね!」と、すぐに盛り上がれるはずです。

しかし、自分の射程圏外の話題で回答が返ってきた時に質問攻めになりがちかもしれません。

そんなときは、5W1Hで質問するようにしましょう。

詳細には、「<H4>5W1Hで話を広げる【オープンクエスチョン】」で解説しますが、以下の会話例のようなイメージです。

A「どんな食べ物が好きなんですか?」

B「んー、辛い食べ物が好きです」

A「そうなんですね!辛いものっていうと例えばどんな料理ですか?

B「唐辛子系のものとか、タイ料理のグリーンカレーなんかが好きです!」

A「なるほど!正直、タイ料理ってあまり食べたことないんですけど、普通のカレーとどんなところが違うんですか?

B「香りとかが結構違いますよ。あと、ただ辛いだけじゃなくて、ハーブ系の香りがついてるものとかもあって美味しいんですよ」

A「そうなんですね!ハーブ系の味付けは私も好きですよ」

B「そうなんですね。どんなのが好きなんですか?」

このような形で、わからない話題であれば、わからないことを知るための質問をしたり、どんなところが良いのかを聞くと会話が広がるので良いでしょう。

そうしているうちに、会話が広がって相手との共通点が見付かることは多いです。

<H3>表情や声のトーンが全く変わらないまま会話している

表情や声のトーンが変わらないまま、淡々と会話をするのもあまりよくありません。

これもメラビアンの法則が関係していますが、単純に相手からすると何を考えているのかわからないので仲が深まらないということが問題です。

自己開示をすることは関係性を深める上で重要なことの一つです。

自己開示というのは、何も本音をあけっぴろげに伝えるということではなく、自分独自の考え方や固有の経験、感情などが伝わることです。

自己開示については、「<H3>「正直…」「実は…」と本音を開示する」にて詳しく解説しているので参考にしてください。

普段、淡々と話しがちな方は上記が相手に伝わるコミュニケーションが取れているかを振り返るようにすることがおすすめです。

<H3>「いや」「でも」が口癖になっている

相手の発言に対する返答において、「いや」「でも」が口癖になっている人は要注意です。

こういった口癖が定着してしまっている人は、自分でも気付かないうちに相手の発言を否定しがちになっているかもしれません。

相手の発言を否定しがちな人は初対面の場合はもちろん、初対面でなくても人と仲良くなりにくいです。

実は、口癖は自分の思考パターンに深く関わります

試しに、何か話したあとに「つまり」と言ってみてください。

会話の内容をまとめるような言葉が”自然と”頭に浮かんでくるはずです。

そのため、否定の要素を持つ言葉を口癖にしてしまうのが自分にとってマイナスになります。

改善する方が、人間関係が全般的に改善されるでしょう。

<H3>自分ばかりが話している

会話において、自分ばかりが話している状況になってしまう人も要注意です。

話さなすぎてもいけませんが、初対面の人と仲良くなっていく上でのスタンスとしては話し過ぎはもっとよくありません。

「バディ効果」というものを聞いたことがあるでしょうか。

これは、話を聞いてもらうことで仲間意識が芽生え、孤独感などから解放される効果のことです。

話を聞くことは、相手が自分に対して仲間意識を持ってくれるきっかけになるので、自分ばかりが話しすぎるのはもったいないです。

話す量は相手と同じくらいか、気持ち相手が多めくらいの比率を目指すようにすると良いでしょう。

<H2>初対面で仲良くなるのに即効性のあるテクニック5選

ここでは、どうすれば初対面の人と仲良くなれるのかと悩む方に向けて、具体的かつ即効性の高い5つのポイントを紹介します。

・2種類の質問の仕方を使い分ける

・会話の中で相手の名前を呼ぶようにする

・さり気なく相手の動作を真似する

・「正直…」「実は…」と本音を開示する

・相手に同意・共感する時に2つだけ意識を変える

<H3>2種類の質問の仕方を使い分ける

普段の会話の中で、特に意識されることなく行なわれている「質問」という行為ですが、実は2つの種類があるということは知っていましたか?

それは「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」と呼ばれる2種類の質問です。

簡単に言うと、YesかNoで答えられる質問がクローズドクエスチョンで、最低限なんらかの単語で回答させる質問がオープンクエスチョンです。

以下ではそれぞれの特徴と、初対面で仲良くなるコミュニケーションを取る上で役に立つ使い分け方を解説します。

<H4>YesかNoで答えられる【クローズドクエスチョン】

クローズドクエスチョンとは、聞かれたことに対して「はい」か「いいえ」で答えられるタイプの質問のことを指します。

また、二択の質問などもクローズドクエスチョンに入ります。

クローズドクエスチョンの例文

・辛いものは好きですか?

・パンとご飯ではどちら派ですか?

メリット

・回答内容が明確なので答えやすい

・会話の方向性をコントロールしやすい

デメリット

・多様すると尋問のようになりやすい

・会話を広げるのには使いにくい

おすすめの使い所

・相手がまだ緊張しているとき

・相手と自分の認識を擦り合わせたいとき

<H4>5W1Hで話を広げる【オープンクエスチョン】

オープンクエスチョンとは、相手が何か考えた上で幅広い返答ができるタイプの質問を指し、主に5W1Hを用いた質問のことを指します。

オープンクエスチョンの例文

・ダイエットをするのにおすすめの食事メニューは何ですか?

・最近ニュースで話題の〇〇についてどう思いますか?

メリット

・相手の固有の考えや感情を知ることができる

・コミュニケーションのレベルが深くなる

・相手が自己開示をしてくれるので、上手く使えばバディ効果を狙える

デメリット

・返答する際、相手に思考を要求するので質問のハードルが少し上がる

・関係性が質問を答える深さに至っていないと表面的な回答しか得られず、会話が深まらない

おすすめの使い所

・より会話の内容を深めたいとき

・相手の考えや意見を引き出したいとき

<H3>会話の中で相手の名前を呼ぶようにする

会話の中で相手の名前を呼ぶようにすることは、信頼感や親密さを高める上で効果的だと言われています。

これは、実際に心理学的にも効果が確認されている現象です。
人は自分の名前の文字を好む傾向があり、だからこそ自分の名前を高頻度で呼ぶ人に対してポジティブな感情を抱きやすいのです。

以下は、ビジネスマンの間で有名なメディアであるプレジデント社の記事からの引用です。

人間は、無意識に自分の名前を好ましいものと感じている。事実、「あ」から「ん」まで、ひらがな全部に点数をつけてもらう実験をすると、自分の名前にある文字に高い得点をつける傾向のあることがわかっている。また、自分の名前に含まれる文字が入っている物やブランドを、好む傾向があることも知られている。

(中略)

この「ネームレター効果」ゆえに、「ネームコーリング」というテクニックも有効になる。会話の途中で、何度も自分の名前を呼ばれると、「この人は自分に好意を持っているようだ」と感じる。すると「笑顔の返報性」と同様の「好意の返報性」により、相手も自分に好意を持つようになる。好意が信頼につながることは、既に話した通りだ。

なお、遠慮して「君」や「あなた」と呼ぶのは、「私は関心を持たれていない」ととらえられ、逆効果だ。

引用:会話に相手の「名前」を入れるほど好感度が上がるワケ|PRESIDENT Online

あまりにわざとらしいのは良くありませんが、少なくとも相手のことを呼ぶ時は、「あなた」ではなく積極的に名前で呼ぶようにしましょう

<H3>さり気なく相手の動作を真似する

初対面の人と仲良くなる上で、相手の行動を少しだけ真似をするというのは効果的だと言われています。

これは、「ミラーリング」や「同調」という心理学的に認められている現象と関連しています。

ミラーリングとは本来、親密な人同士が相手の行動を無意識に真似てしまう現象のことです。

しかし、あえて相手と同じ行為をさり気なく取り入れることにより、無意識の内に親密さが増すようになる効果を期待することができます。

ただし、あまりやり過ぎると「なんか真似ばっかりしてくるな……」と不自然に思われてしまうので、時々取り入れる程度が良いでしょう。

おすすめのタイミング

・相手が飲み物を飲んだとき

・うなずきなどの仕草や表情

注意点

・高頻度でやると不自然になってしまうこと

・しかめっ面などネガティブな言動で行なわないこと

<H3>「正直…」「実は…」と本音を開示する

自己開示をすることは、初対面であっても親密さを増す上で非常に効果的な行為です。

自己開示をすることには「自己開示の返報性」という効果が働きます。

これは、自己開示をしてくれた人には自分も自己開示をしたくなるという効果です。

自己開示というと難しく捉えてしまうかもしれませんが、要するにあなただからこそ言えることを言うということです。

特に、意見や感想、感情に関わることを発言や仕草、表情を通して相手に伝えるようにすると良いでしょう。

「<H3>2種類の質問の仕方を使い分ける」で解説した2つの質問の仕方を上手く使い分けながら相手が自分に対して一定の興味を持ってくれるようになったら、「正直」「実は」などの自己開示のシグナルを示すような言葉と合わせて発言することがおすすめです。

おすすめのタイミング

・相手が自分に興味を示してくれた後

・自身が自己開示をしつつ、会話を更に深めたいとき

注意点

・一般的なことを言う時に「正直」「実は」と言っても意味がない

・相手が自分に興味を示していないと「本音言っている風で何か裏がありそう」と警戒される可能性がある

<H3>相手に同意・共感する時に2つだけ意識を変える

相手に対して同意をしたり、共感を示す時は「本心から共感している」と相手に伝わることが重要です。

そこで、以下の2つを意識することがおすすめです。

・クローズドクエスチョンと組み合わせる

・共感できる理由や根拠も話す

<H4>クローズドクエスチョンと組み合わせる

相手に共感を示す時に、具体性が高く、相手と自分の認識にズレや差がないとお互いに認識していることは、自分の共感の反応を快く受け取ってもらう上で重要です。

そこで、クローズドクエスチョンと組み合わせることで、相手の発言についてのこちら側の解釈の余地をより狭めることができるのでおすすめです。

以下に会話の例を示します。

A「最近、何か新しい趣味を始めましたか?」

B「実は写真撮影を始めたんですよ」

A「それはいいですね。風景写真ですか、それとも人物写真ですか?

B「主に風景を撮っています」

A「私も以前から写真撮影が好きで、特に秋の紅葉の色合いが写真だとよく映えて好きなんです」

B「本当ですか!私は森の景色や空の写真を撮るのが好きなのですが、秋の色合いも撮ってみたいです」

いかがでしょうか。

写真の趣味という点では共通していても、風景写真と人物写真とでは趣向が大きく変わるでしょう。

これがもし、クローズドクエスチョンとの組み合わせを用いなかった場合は以下のような会話になるかもしれません。

A「最近、何か新しい趣味を始めましたか?」

B「実は写真撮影を始めたんですよ」

A「それはいいですね。私も以前から写真撮影が好きで、特に秋の紅葉の色合いが写真だとよく映えて好きなんです」

B「ああ、そうなんですね。(風景写真はあまり撮らないから分からないんだけどな……)」

A「(……あれ。なんか反応悪いな)」

一度相手の発言についての解像度を高めることで、より深い位置で共感できるようになります。

<H4>共感できる理由や根拠も話す

相手に共感するときに、なぜ自分が共感しているのか理由や根拠を話すことは、嘘の共感ではないことを示す上で効果的です。

初対面において、共通点を作ることが大事なのは先述の通りです。

相手との共通点を作る上で、上手な共感は非常に効果的な武器になります。

しかし、実際、初対面の人から「わかります」「そうですよね」と言われても、初対面だから気を遣って同調してくれているだけではないかと勘繰ってしまう人もいるのではないでしょうか。

実際に、会話の例を見てみましょう。

初対面の会話において、以下だとどちらの方が共感に説得力があるでしょうか?

会話例①

A「好きな音楽とかありますか?」

B「ジャズとか好きです」

A「ああ、いいですよね。わかります」

会話例②

A「好きな音楽とかありますか?」

B「ジャズとか好きです」

A「ああ、いいですよね。実は、ずっとジャズをやってた友達の勧めでスティービー・ワンダーをよく聴くので私も好きです

いかがでしょうか。

明らかに会話例②の方が共感に真実味があると思います。

それは、具体的な情報やエピソードが付きで共感することで根拠が示されているからです。

相手の発言が共感できるものでない場合は、相手のことを知るために質問をすれば良いだけなので、無理に共感する必要はありません。

むしろ、嘘のエピソードで真実味だけを増すのは、今後の関係の中で嘘だとバレるので避けるべきです。

もし、本当に共感できる理由があるならば話すべきです。

<H2>また会いたいと思われる人の3つの特徴

初対面で仲良くなれたかどうかのゴールを考える上で重要なのは、「また会いたい」「また話したい」と思われることです。

「もう会いたくない」と思われるのは論外ですが、「どっちでもいいや」というのも仲良くなれたとまでは言えません。

そこで、そんな風に思われる人のコミュニケーションにはどんな特徴があるのかを解説します。

・相手と盛り上がれる話題を見つけられる

・相手に何らかのメリットを与えられる

・盛り上がりすぎる前に切り上げる

・独自の考え方の軸を持っている

<H3>相手と盛り上がれる話題を見つけられる

相手と盛り上がれる話題を見つけられる人は、また話したいと思われやすいです。

特に、その話題を共通点に持てる人が少なければ少ないほどその効果は高いです。

共通点が少なくても、相手の熱量の高い分野であれば効果的です。

もちろん、そんなこと言われてもいつも都合よく相手と盛り上がれる話題があるとは限らないというのも事実です。

しかし、会話が上手な人は様々な会話の引き出しを持っていることが多いです。

それは、普段から色んな人との会話に役立つように引き出しを増やす工夫や習慣付けをしているからです。

即効性はありませんが、初対面でも対応できる人の範囲が広がるおすすめの習慣を紹介します。

・読書をして知識の幅を増やす

・人から聞いた話を記憶して話題のタネにする

・自分の経験をエピソードとして話せるようにする

これが初対面の人との会話において効果が出るようになるには、早くても3ヶ月、長いと半年から1年かかるでしょう。

しかし、積み重ねることで確実に会話スキルが自然とアップします。

<H3>相手に何らかのメリットを与えられる

相手に何らかのメリットを与えられる人は、初対面であっても相手からまた会いたいと思われやすいです。

「結局利害かよ」と感じるかもしれませんが、人間は誰しもメリットが全くない人と付き合うことはほとんどありません

現状の仲の良い友人でさえ、何らかのメリットがあるからこそ友情が成立している側面もあります。

例えば、話していて居心地が良い、学問や仕事で役立つ知識を与えてくれる、いつも良いお店を紹介してくれるなどといったものです。

そこで、人たらしな人は相手がどんなことを望んでいるのか、そして自分が相手にどんなメリットを与えられるかを考えて人と接します。

人間関係はGive and Takeで成り立つことも多いですが、まずは自分からGiveをする考え方を持つことは特に初対面において非常に重要です。

<H3>盛り上がりすぎる前に切り上げる

人からまた会いたいと思われる人は、盛り上がりすぎる前にその場を切り上げるのもまた特徴です。

話が盛り上がった後は、普通の状態や盛り上がっていない状態へと戻ります。

そして、冷めるまではいかないとしても、ピーク時よりは盛り上がり度合いが下がってしまうでしょう。

だからこそ、落差に注意する必要があります。

そこで、「盛り下がってきたな」と明確に感じてしまう前に解散したり、別の人と話すように自然とすることが理想的です。

そうすることで、「話していてとても楽しい人だった」という印象だけを残すことができます。

<H3>独自の考え方の軸を持っている

初対面でも相手に好かれる人というのは、相手に対して何らかのキャラクターを残すことができていることが多いです。

だからこそ、周囲に流されることが多い人は注意した方が良いでしょう。

なぜなら「あなた自身」というキャラクターが全く見えなくなってしまうからです。

これは人の考えを無視して自分だけの考えで突っ走るということではありません。

もちろん、周囲に対する配慮は当然必要となります。

ポイントは、他人の発言でコロコロと自分の発言や行動が変わってしまうようなことがないようにすることです。

些細なことであっても人の意見で決めるのではなく、普段から自分で判断基準を持って考えた上で物事を決めるようにする必要があります。

<H2>【まとめ】また会いたいと思われる人になって初対面の人と仲良くなろう

この記事では、初対面の人と仲良くなることに焦点を当てて、以下のことについて解説しました。

・初対面で避けられるNGな行動

・即効性のある初対面のコミュニケーション術

・初対面でまた会いたいと思われる人の特徴

特に、初対面でのマイナス印象は「初頭効果」により、長期に渡って悪影響になります。

だからこそ、相手に与えるマイナス要素を減らすことが重要です。

また、心理学的に裏付けのある方法を活用してコミュニケーションを取ることで相手との親密さが早く増します。

しかし、最終的には初対面でも人から好かれるような人になることが最も重要です。

そこで、時間はかかりますが、人から好かれる人の特徴や習慣を身につけていくことがおすすめです。

あなたが初対面でも自信を持って人と会話をして、関係性を構築できるようになる上で、この記事が参考になれば幸いです。

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